縁 は 異 な も の
68歳の挑戦から”縁は異なもの”にタイトルを変更しました。
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刻字作品
 定年後の趣味をもう一つ増やそうと刻字教室に通い始めました。

 刻字を簡単に言えば、古代文字篆書を板に彫り絵具や金箔で仕上げます。
 商店街の店の板の看板も刻字と言えます。

 作り方は、① 彫りたい言葉を選び篆書体に作字します。 
        ② 作字をカゴ字にとります。
        ③ それを板(主に桂材)に貼ります。 
        ④ ノニと彫刻刀を左手、木槌を右手に持ち彫っていきます。
        ⑤ 彫りあがれば絵具で彩色、または金箔などをりまする。
         工程は以上で、小品などは部屋のインテリアに適しています。

展覧会としては、毎日書道展に刻字部門があります。大きな作品は高さが2mを超すものもあります。
そういう作品は一年かかりで彫られるようです。
私は一回出品しましたが、見事落選でした。
約一年で断念しました。

この作品はその時に彫ったもので、今でも気に入ってます。金箔で仕上げています。
左の作品の釈文は  福 如 雲   福雲の如し(昭徳皇后)
右の作品の釈文は  秉節身常苦  節を秉りて身は常に苦しみ 
              求仁志不違  仁を求めて志は違ばず

 

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コメント
見事な作品ですね
記事の内容がどんどん高度になってきて、
どういうコメントがふさわしいのか、
じっと考え込んでしまうことが多くなりました。

当ブログの方々の精力的な作品や、働きぶりには
純粋に尊敬の気持ちでいっぱいです。

利峯庵さんの篆刻の作品を拝見して
思わず手を合わせて拝みたくなるような感じ、
仏教に通じるイメージを持ちました。
お香の匂いが漂ってくるような・・・
奥ゆかしい利峯庵さんを目の当たりにするにつけ、
同じ人が、コブラ・ツイストをかけたことを
反射的に思いだしてしまいます。
[2014/07/13 21:12] URL | スマイル #- [ 編集 ]

いよっ、利峯庵さん!
いつも篆刻の作品を見ては思うのですが、
彫っていて、ちょこっと彫り間違うということはないんでしょうか。
一本、字画が多すぎた、少なかったなんてことは・・・?
篆刻は書のように何枚も書いてという訳にはいかないでしょうから
字を決めたら一発勝負なんでしょうか。
そんなこんなを考えつつ、見事な作品を拝見させていただき、
利峯庵さんがさらなる高みをめざして修行をされているご様子、
ただただ感服するのみです。
[2014/07/14 14:54] URL | ハナコのママ #- [ 編集 ]

刻字もされるのですね。
石に刻した小さな篆刻を見せてもらえると思っていましたが、
これは刻字というのですね。
そう言えば、2mもある大きな作品を見たことがあります。
利峯庵さんのこの刻字は立派です。素晴らしいです。
作品は、家に飾っておられるのですか?
部屋に風格が出るでしょうね。




[2014/07/14 17:56] URL | ensachi #- [ 編集 ]

向かって右側の作品ですが
【東乾昴紫苦 家仁歩来緯】 
と刻字されているのですか?
実はある人がそのように読み解かれました。
よくよく見ると、なるほどそう読めます。
読み解いた人の明晰さに感心しました。

どういう意味なのかも気になります。

東の空が紫色に明るくなってきたら
家に人が歩いて来る

でも、人が来るには早すぎますよね。
[2014/07/16 21:44] URL | スマイル #- [ 編集 ]

人が来るには早すぎますか?!
ハハハ
ゆったりした気持ちになる書ですね。
それにしても読み解く人が身近におられるのですか!
そうなると、利峯庵さんがノミで切り込み過ぎた時
誰もわからんやろ?と誤魔化すと、見る人が見るとバレますね。
愉快ついでに、失敗談もお聞きしたいです。
刻字を鑑賞するには、もっと高尚な質問がよかったかなァ~
[2014/07/17 18:13] URL | ensachi #- [ 編集 ]

この10文字50回以上 注視です。


「雲の湧き出でるが如き幸せ」の意味ですね。

作者は、昭徳皇后とか・・・
金の世宗(完顔烏禄)の烏林荅夫人(ウリンダン)。

完顔烏禄にとつぎ、舅や姑につつしんで孝事した。(具体的に知りたい!)

完顔烏禄が済南にいたとき、海陵王(完顔迪古乃)が烏林荅夫人を中都に召し出そうとした。
夫人は海陵王に会うことを望まず、かつ夫に累を及ぼすのを避けるため、済南を出て良郷にいたったところで自殺した。大定二年(1162)、昭徳皇后と追冊された。(Web引用)

昭徳皇后は 幸福だったのか? 


漢語3文字の中に一つだけ知っているのがありました!

「無量寿」  実家の掛け軸に書いてあった。 
阿弥陀仏の異名とは・・はかり知れず長生き

○もう一つの漢語5文字×2は、悩んでいます。
900種類に目を再度通しますので、あと半日お時間をください。
下手な回答だと、コブラツイストでしょうか・・・

[2014/07/17 19:09] URL | M #/95gOgAk [ 編集 ]


お騒がせしています。釈文はブログにアップしましたのでご確認お願いします。
ご質問の件ですが、彫りすぎたときは、接着剤で補修するようです。
[2014/07/18 09:14] URL | 利峯庵 #- [ 編集 ]

どんな意味が有るのですか?
秉節身常苦 求仁志不違

最初の字は
初めて見ました。

何でも知りたがり屋なんです!
どうしてこの10文字の釈文を選んだのか、お話し頂けると
嬉しいですm(_ _)m

私は 2文字しか分からず、20点 
悔しいです(^-^;

[2014/07/18 20:03] URL | #/95gOgAk [ 編集 ]

素晴しい!
利峯庵さん、教養講座をありがとうございます。
【秉節身常苦 求仁志不違】
Mさん、こちらのほうも意味が分かりましたでしょうか。
「秉」がキーワードでしょうかね。
これが分かれば、上の句はおよそ見当がつきます。
下の句のほうは馴染みのある漢字ばかりだけれど
かえって難しい。

福如雲について。
このたった三文字から
ずいぶんいろんなことを調べてくださったのですね。
興味深く読ませていただきました。

雲の湧き出でるが如き幸せ
薄倖の昭徳皇后がいったいどんな思いで
こんな美しい漢語3文字を綴られたのでしょう。

「無量寿」はよく見かけますね。
これが阿弥陀様の異名とはね。
一つ賢くなりました。
手間をかけてよく調べてくださいました。

何ごとにも打てば響くような人が
利峯庵さんのコブラ・ツイストに脅える必要はありません。
もし、コブラをかけられるとしたら
朝の暗いうちから人が家に歩いて来る
などと言ってる誰かさんだと思います。
[2014/07/18 21:47] URL | スマイル #- [ 編集 ]

ありがとうございます
暑い中 図書館に行っていただいたと、セントさん(スマイルさんの息子さん)から聞きました。
  
節を秉りて身は常に苦しみ 
仁を求めて志は違ばず

難しいですね。 
身にしみて実感出来るには経験不足、人生まだまだです。
貴重な授業ありがとうございました。
[2014/07/27 07:36] URL | M #/95gOgAk [ 編集 ]


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