縁 は 異 な も の
68歳の挑戦から”縁は異なもの”にタイトルを変更しました。
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東北へ
東北へ
先日、ensachiさんと二人、東北を旅しました。
この旅では震災の被災地をこの目で見ておきたい、ということもあり、
宮城県に住む、私の友人ヒロコさんに案内をお願いしました。
松島から始まって、石巻、南三陸、気仙沼、陸前高田、釜石、大槌
そして宮古と、それぞれ大きな被害のあった所を北上しました。

昔々訪ねた、松島の野蒜という所。
松並木で隠れて見えないけれど、潮の匂いと波の音ですぐそこが海、とわかる
民家の続く心地よい小道を、友のところへと歩いたその懐かしい所・・・

今、まったくなんにも無い、ただ草ぼうぼうの野っぱらになって、
どこまでもどこまでも見渡せ、その向こうに広がる海は、
あれほどの惨事を引き起こしたとはとうてい思えない、
何事も無かったように、おだやかに波を打ち寄せているばかりでした。

そしてまた、友を訪ねて行った陸前高田。
あのすっかり有名になった一本松のあるところ
そこは美しい高田の松並木として知られ、
友の住むところから裏庭続きのその松並木に、
朝早く足を踏み入れると、かぐわしい松の匂いがし、
散歩を楽しむ人もちらほらといて、それはすてきな空間でした。
松並木を抜けた先に広がるキラキラ輝く大海原に
思わず声をあげて、感動したものでした。

それが今、
高田の町があった、その後ろの小山を削り、
何本もの巨大なコンベアーがその土を海側にどんどん運んで盛り上げ、
まるでコンビナートを思わせるような風景に一変しておりました。
そのコンベアーは超近代的なつり橋を思わせ、
地元の子供たちが希望の橋と名づけたそうですが・・・

コンベアー
長いコンベアが何本も

希望の橋
 希望の橋・・です

今回見たどの被災地にも、すでに瓦礫の跡はなく、
ただ何も無い場所が広がっているだけで、
そこで起きた悲惨な出来事をうかがうことはできません。
ずらっと並んだ仮設住宅や、被災跡地で走りまわる復興ダンプが、
今頃訪れるわれわれのような者に、ここがそうだよと告げているだけで・・・

実は、同行してくださったヒロコさんは
以前、松島、陸前高田の両町に住んでいて、
かつて私が訪ねた友とはヒロコさんのこと。

両町には彼女の友人知人が多くいて、
その何人もがあの津波にさらわれ、亡くなられています。
ご夫婦でいち早く駆けつけた時、
何をどうすればいいのか途方にくれるばかりだったとか。
悲惨な状況を目の当たりにしているヒロコさんにとって、
被災地を案内してくださるのはさぞ辛かったことでしょう。
せめて私たちは、そんな辛い思いだけでも、
けっして忘れてはいけないのだと改めて強く思いました。
ほんとうはもっと書くべきことがあるはずです。
もどかしいですが、わたしにはこれぐらいしか書けません、ごめんなさい。
ヒロコさん、本当にありがとうございました。


そして東北といえば温泉ですが、その話はまた次回にでも。
次はアイちゃん、よろしくお願いします。


コメント
忘れないために。
被災地を、この目で見た時の悲しみを忘れないために
書き留めてくれてありがとう。
読みながらも又涙があふれます。

一本松のコンビナート風景の中を、すーっと歩いて見つけた店で
買った「南部せんべいの醤油味」が気に入ってお土産に購入。

ヒロコさんに頂いた「ゆべし」美味しくて、3箱も買いました。
仙台麩では「どんぶり」を作りましたよ。
「せんべい汁」は、ハナコのママが来たとき、一緒に食べようね。

仙台名物「牛タン」はステーキが美味しかったので
少しだけお土産に買いました。慎ちゃん、食べましたか?
[2014/06/09 18:06] URL | ensachi #- [ 編集 ]

やっぱり!
なにやら感傷的になりかけたと思うのもつかの間
いっきに食い気に走りはじめて
食い気で終わるコメント、ありがとうございます。
ほんの一週間ほどで、仙台名物を走破するとは
さすがensachiさん、あっぱれ!
[2014/06/09 20:58] URL | ハナコのママ #- [ 編集 ]

特派員報告
ハナコのママさんの本領発揮、
素晴しいレポートでした。
記憶のなかの風景とのあまりの違いに
浦島太郎のような気分だったことでしょう。
被害にあわれた方々に合掌です。

私は3年前のあの信じられない光景、
手のつけようがない惨状から
東北は奇跡的に立ち直りつつあることを
ハナコのママさんのレポートから感じ取って
本当にうれしいく思いました。

あの積み上げられた問題山積の瓦礫は何処へ行ったのか。
なんと!いまは、見渡す限りの草原になっているのでしょう。

これまでの3年間は、それは それは苦難の日々
だったことでしょう。
でも、これからはそこに新しいモノが芽吹こうとしています。
果てしなく続いた不毛の作業がようやく終わって
さあ、これから粋を凝らした未来の地方が誕生する。
後ろをふり返りたいことはいっぱいあるけれど
前を向いて進むしかありません。


何やかや言っても。
日本の指揮系統はこれほど大きな災厄に見舞われても
何とかしようと歯を食いしばって機能している。
そう思えるのが私はうれしいです。






[2014/06/09 21:39] URL | スマイル #- [ 編集 ]

スマイルさん、おっしゃるとおりです
ほんとうに、この国はあの未曾有の災害でも
わずか3年でこれほどの事を成し、
前に進んでいくその力強さは頼もしく、誇りに思えます。
後ろを振りかえってばかりでは何も始まらないですよね。
でもこいうこと、当事者ではないから言えるのかな・・


[2014/06/10 15:42] URL | ハナコのママ #- [ 編集 ]

フカヒレスープは最高でした!
<何とかしようと歯を食いしばって機能している。>
<前に進んでいくその力強さは頼もしく、誇りに思えます。>

広いコンビナートの中を歩いて 
また 車窓から、瓦礫が全部取り除かれた各地の津波痕を見て
感動したのは、その復興力でした。

でも、待てよ――とも思うのです。
私達の見えないところで、置いてけぼりになってる地域や人がいるのではないだろうか。
今までもこれからも、つらい思いを背負って生きていく人々の頑張りに、
幸ありますようにと願いました。






[2014/06/10 21:03] URL | ensachi #- [ 編集 ]

ハナコのママさんへ
大切な人やモノを失った人にしたら、
そんな言葉を軽々しく言ってほしくないですよね。
つい、さき走った言葉になってしまいました。

でも、
こんなときにふかひれスープの話をしている人がいます。

被災地を訪れて、
彼女なりに胸の痛みは感じているようだけれど、
そこで食べたものの美味しさも捨てがたい。
だからこういう支離滅裂なことを書くのでしょうね。
[2014/06/10 22:45] URL | スマイル #- [ 編集 ]

ヒロコさん、ブログ読んでくれましたか。
ヒロコさんおススメのフカヒレスープ
息子家族と食べましたが、大変おいしかったです。

ヒロコさんが松島YH跡を案内してくれました。
建っていたのはこの辺り、と指差すその向こうは何もない平地が広がっていました。 みんな流されてしまったのです。
テレビでは見ていましたが、悲しい風景でした。
ヒロコさんの案内があって、短い日程で実りある旅ができました。
お友達になれてよかったです。ありがとうございました。
[2014/06/11 18:17] URL | ensachi #- [ 編集 ]

東北の震災後地を友と
ハナコのママとさよならして すぐブログをと思いながら。。。。。
やっと 慣れないブログに挑戦
ハナコママが友と一緒と言うので ちょっと緊張
ensachiさんが気さくな方で楽しいドライブ旅行になりました
陸前高田には震災後 毎年行っていますが
今回はコンビナートにいるような錯覚に陥りました。
日々 動いてはいるのですが 
町ができて 人が生活し始めるまでを思うと 
気が遠くなる長さです。
一日でも早くと願わずにはいられません。

ennsachiさん 美味しいトマトありがとう
今まで 食べたことのない美味しさで
口の中で思い出してます
[2014/06/16 10:23] URL | ひろこ #- [ 編集 ]

ヒロコさんコメントありがとう!
見てくれましたね、
その節はほんとうにありがとうございました。
おかげで、あれだけの場所をまわることができました。
感謝、感謝です。
こちらにもおいでくださいね。
[2014/06/16 11:51] URL | ハナコのママ #- [ 編集 ]

こんにちわ!
ハナコのママのお友達なのに、私もご一緒させていただいて
本当にありがとうございました。

屋久島へ旅行されて後すぐ、私達にお付き合いくださって東北へ。
帰宅されるとすぐ又、お母様を訪ねて秋田へ行かれたと聞きました。
お疲れが出ませんように。

十分休養を取られたら、今度は関西の旅にお出かけください。
お会いするのを楽しみにしています。
[2014/06/16 20:48] URL | ensachi #- [ 編集 ]


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