縁 は 異 な も の
68歳の挑戦から”縁は異なもの”にタイトルを変更しました。
04 | 2015/05 | 06
S M T W T F S
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -

パルフリー夫人
小説「クレアモントホテル」は、私が読んだ本の中では異色で、
いつまでも心に残る本でした。
イギリス人女性の視点から描いた老いがテーマの一冊です。

ホテルに長期滞在する一人暮らしの老人たち。
欧米では結構いるようですね。
それだけでも充分湿っぽい話なのに、書き手がイギリス人とくれば、
屈折した描写にうんざりさせられたのも事実です。

クレアモントホテル



ある雨の日に、パルフリー夫人が危なっかしい足取りで歩いていて、転んでしまいました。
どこからか現れて、優しく抱き起してくれたハンサムな青年。

これがきっかけで、2,3回青年と会うのですが、
青年から見て 
彼女は、深いしわが刻まれ、シミの浮き出た一介の老婦人以外の
なにものでもありません。

しかし、パルフリー夫人にとっては、
青年に淡い恋心を感じてしまうに充分なインパクトがありました。
甥っ子のために編んだセーターを青年にあげてしまいます。
青年はその場ですぐにセーターを着て、素直に喜んでいます。
彼女の気持ちが、青年に急激に傾いていく様子が分かる
鮮やかな描写です。

有り余っているわけではない自分の懐から、
5ポンドのお金を用立ててあげたことも。
青年の母親が病気になったといっては、
パルフリー夫人の50ポンドの虎の子が消えました。
青年も悪い人ではなく、50ポンドのお金は働いてあとで返しています。
パルフリー夫人の淡い恋心に水を差すものは何ひとつありません。

そんな彼女にとって、幸せな時期は長く続かず
再び転倒したのがきっかけで、死の床に臥せてしまいます。
たった一人だけ来てくれた青年の 温かくて大きな両手に
かさかさの手を包まれているうちに、生きる勇気が湧いてくるのです。
あら、私はまだこんなに元気だわ。
そうだ、甥に遺贈するお金をこの子に上げよう。
ぼんやりと薄れゆく頭に浮かんだ素晴らしい思いつきでした。

しかし、それを伝えることなく、彼女は死を迎えます。

青年は立ち上がり、時計にちらりと目を走らせて、
何事もなかったかのようにその場を去ります。
遺産は全額、甥っ子に受け継がれるでしょう。
クレアモントホテルでは、ほかの年寄りたちが、
今日のメニューはなんだろうかと、
思いを馳せる相変わらずの構図です。

パルフリー夫人の重大事とは無関係に
世の中はいつも通り動いています。

生を終えようとしている老婦人の心が、
こんなにも瑞々しい感情で満たされていたことを
いったい誰が想像したでしょう。

「クレアモントホテル」は、老境に入ったすべての女性に贈る
おとぎ話といっていいでしょう。


















バラの季節
バラの季節です。伊勢志摩地方はバラの季節を迎えています。
みなさんは西洋のバラと日本のバラどちらが好きですか?

IMG_1107_convert_20150519135427.jpg
ノックアウト: 名前のごとく病害虫に強く、誰にでも咲かすことが出来るバラです


IMG_1099_convert_20150519135350.jpg
デンティーベス・・ここからひんしゅくをかうコメント:私はベンピーデスと読んでいます


IMG_1049_convert_20150519135209.jpg
ピエールドロンサール: 12年ほど前に苗で購入したもので、愛知で7年ずいぶん大きくなってから、三重に移植して
5年になります。今年も大きな花を付けました。


IMG_1150_convert_20150519135517.jpg
安曇野: 小さな花がかわいいです。

バラの手入れはすべて奥様で、後ろの枠は私の担当です。
今回は伊勢志摩の花便りでした。




少し、クールに・・


無知だ、残念だ、と盛り上がってましたね。
この春の、わが家の庭のテーマは青と白。
たしかクール・ビューティーなんて言葉があったような・・
意味が違うかも、なんて思うんですけど、
少し気持ちをスッキリほぐしてもらえるかな?なんて・・・

テッセン
   テッセンが咲きはじめて・・

白と青2
   フワフワと雪のような・・

バラはまだ蕾です、今年は梅雨にかからずに
咲いてほしいなあとねがってます。


気持ちのいい季節になりました

世界文化遺産のこと

高炉
   橋野鉄鉱山・高炉跡

1年前になりますがensatiさんと
東北を旅したときのことです。
遠野への道を、案内人のヒロコさんがつい誤って
山越えの道に入ってしまいました。
急ぐ旅でなし、山並みの景色を楽しんでいる道端に
橋野鉄鉱山・高炉跡なる道標が見えだし、
こんな山中に何だろう、行ってみよと寄り道を。
細い山道を通り抜けると視界がひらけ、
展示館もある、立派に整備された公園のそこは
江戸末期から明治の初めにかけて操業した
近代産業の礎、鉄鉱石からの製鉄所跡地だったのです。

そのひと月後、長崎のグラバー邸を見学していたら、
パンフに 明治産業革命 世界遺産に登録推進 との中で
橋野鉄鉱山高炉跡も含まれているのにビックリ。
そういえばと、
あの時、館長さんらしき人が、熱心に私たちに説明をしてくれた中に、
確か世界遺産うんぬんという言葉があったような・・と、
そのとき気がつく始末。
それがつい最近、遺産登録勧告 というのです!
知らないということは恐ろしいことですねえ、
3人とも、貴重な遺産を見学している意識ゼロ。

あのとき他に、人っ子ひとりいなかったあの場所は今、
きっと大勢の見学者が訪れ、
館長さんも説明のし甲斐があることでしょう。
まだまだ続きそうな説明を振り切り、
先を急ぐのでと、そそくさと出てきた私たちを
玄関で見送ってくださった館長さんを思い出し、
今更ながら赤面する私です。
館長さん、無知でした、ごめんなさい。



今が新緑の季節

我が家はいま新緑と春の花が真っ盛り
その中でも、野生でこそきれいに咲く花を紹介
年々早く咲いてくるような気がします
温暖化の表れ?

九輪草
    九輪草 湿った半日陰が好き

スズラン
    朝露に濡れて儚げなスズラン 別名・君影草
    実は繁殖旺盛で毒もあります

    藤 小倉
       大木に這い登る藤
       里は今、藤真っ盛り

pomeさんからハチの分蜂の時期だよ~
とのお知らせがありました。
りっぱな新居も準備しているので
いつでもOKなんですが
ハチ君たちの都合もあり
いまだその兆しが見えません。
うまくいったら、この場で発表をとは思いますが
果たして新居が気に入ってくれるかどうか・・・
祈るばかりです。

次はアイちゃんです、よろしく

書道作品
P3200018_convert_20150424112056.jpg

3月22日 大阪本町で開催された 「博古社書展」へ行って来ました。
大作ばかりが並んでいて、利峯庵さんはこの大きな作品を2点出品されていました。
そのうちの1点は、一番奥の会長先生の隣に展示されてあり、晴れ舞台の威厳を感じました。
お抹茶も一服いただいて、良い展覧会でした。


本町界隈は私にとって懐かしい場所です。
早めに出かけて堺筋を北へ歩いてみると、左手に大和銀行が緑の多い表玄関を広げ
昔の面影はなくなっていました。
出入り橋の初代きんつば屋まで足をのばし、左右を見てはウロウロキョロキョロ。
マイドームの近くだと聞いていた展示会場の「産業創造館」は知らなくて
その辺りもだいぶ様変わりしていたのですが
本町通りを挟んで向かい側に「ぜー六」があるのを見つけると、ここかあ~と懐かしさで一杯。
その日は日曜日だったので、古いままのお店は閉まっていて
昔、新聞紙に包んでくれた、あのアイスクリンを食べられなかったことは残念でなりません。



最新の記事

最新コメント

カテゴリ

カレンダー

04 | 2015/05 | 06
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -

訪問客